【チャンピオンズC】2年連続②着ウィルソンテソーロ今年こそ笑う

公開日:2025年12月4日 14:00 更新日:2025年12月4日 14:00

 今年のチャンピオンズCはナルカミ、ルクソールカフェといった3歳勢に新興勢力のダブルハートボンド、それから古豪メイショウハリオ……。好メンバーが揃った中で実績ならウィルソンテソーロも負けていない。

 何といっても、2年連続で同レース②着の実績が光る。

 一昨年は13番手から怒涛の追い込みで波乱を演出すると、昨年も連覇を果たしたレモンポップに鼻差まで迫った。6歳を迎えても衰えていないのは2走前のマイルチャンピオンシップ南部杯圧勝が示す通り。前走のJBCクラシック⑤着にはこんな敗因も。

「目に見えない疲れもあったかもしれないけど、船橋の深いダートが合わなかったと思います。もともと手先が軽いので、中央のダートに替わるのはプラスでしょう」(高木師)

「コース適性は十分あるはず」(高木師)

 在厩続戦でケアをしながら、11月16日に坂路4F57秒4―13秒4。1週前はウッドで6F83秒0―37秒7、1F12秒0をマークした。併せ馬で遅れたが、直線で力強い走りを見せている。

 そして、水曜の最終追い切り。同じくウッドで併せて5F66秒5―37秒3、1F11秒9。物足りなかった気合乗りも上々で併入に持ち込んだ。

「最後だけ刺激を与えるという内容でいい動き。タイトなローテーションを考えて調整して問題なくきてますよ」と指揮官も合格点を与えた。

 ここまで2つの地方交流GⅠ(JBCクラシック、南部杯)を積み重ねており、いよいよJRAのGⅠもはっきり視界に入ってくる。

「コース適性は十分にあるはず。枠の並びとかペースなどいろいろ噛み合ってほしいですね」
〝三度目の正直〟でチャンスを掴めるか。

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