【チューリップ賞】サキドリトッケンはライデンリーダー以来の快挙なるか

公開日:2026年2月26日 14:00 更新日:2026年2月26日 14:00

 日曜に阪神で行われるGⅡチューリップ賞。武豊に乗り替わるアランカール、GⅠで③着があるタイセイボーグなど、なかなかの好メンバーが揃った。

 そんな中、異色の一頭が佐賀から挑戦するサキドリトッケンだ。ここまで佐賀で〈6200〉。しかも、昨年9月から重賞5連勝の実績を引っさげてJRAに挑戦する。

 佐賀競馬場は直線距離が250㍍、ゴールまでは200㍍で1周が1100㍍しかない超小回りコース。前走のサキドリトッケンはそんなコースながらも、向正面9番手から動き、4コーナーでは2番手へ。結局、楽々と②着馬をとらえ、まさに「佐賀に敵なし」といったレースぶりを披露している。

 血統は父がトゥザワールドで、母の父がシーキングザダイヤ。父は14年の弥生賞馬だし、母の父は交流重賞を数多く走っていたイメージが強いものの、3歳時にはアーリントンC(現チャーチルダウンズC)とニュージーランドTを連勝。今の時期に活躍する下地は十分にある。

 とはいえ、今回が初めての芝、初の阪神への輸送。加えてこれまでの重賞5連勝はいずれも他地区のジョッキー(吉原寛=金沢、渡辺竜=笠松、笹川翼=大井)で、彼らはJRAでは佐賀の馬に乗ることができない。認められるのは佐賀、JRAのジョッキーのみ。そこで今回は現在、佐賀でトップを快走中の飛田愛斗(ひだ・まなと)が騎乗。まだ23歳ながら、通算726勝の腕達者だ。

 地方馬がJRAの3歳重賞を制したのは14年京成杯のプレイアンドリアルが最後。まして牝馬となると「交流元年」と言われる95年4歳牝馬特別(現フィリーズレビュー)のライデンリーダーしかいないのだ。

 サキドリトッケンは阪神の芝でも豪快なマクリを決めることができるのか。注目の挑戦である。

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