今村聖奈のオークス勝ちは調べてみるとギネス級だった!?
公開日:2026年5月28日 12:00 更新日:2026年5月28日 12:20
先週のオークスを制したジュウリョクピエロと今村聖奈のコンビ。JRAの女性ジョッキーで初めてGⅠを制したことが大きな話題となった。
そしてもう一点、注目しなければいけないのがまだ22歳5カ月でのクラシック勝利ということ。これはグレード制導入後でベスト10に入る。
1・武 豊 19歳7カ月(88年菊花賞)
2・熊沢重文 20歳3カ月(88年オークス)
3・角田晃一 20歳4カ月(91年桜花賞)
4・浜中 俊 20歳10カ月(09年菊花賞)
5・和田竜二 21歳9カ月(99年皐月賞)
6・内田浩一 22歳1カ月(90年菊花賞)
7・吉田 豊 22歳2カ月(97年オークス)
8・横山武史 22歳3カ月(21年皐月賞)
9・福永祐一 22歳4カ月(00年桜花賞)
10・今村聖奈 22歳5カ月(26年オークス)
このメンバーに入っただけでも凄いことだが、ここで女性ジョッキーという視点に話を戻そう。
世界で女性ジョッキーの先駆けとなったのはアメリカのジュリー・クローン。81年にデビューし、00年に女性騎手初のアメリカ競馬殿堂入りを果たしたジョッキーだ。
通算3704勝、130以上の重賞勝利があるが、記録をいろいろ調べると、初のGⅠ勝ちとなったのは88年のフラワーボウルHのよう。25歳の時である。
米3冠のひとつであるベルモントSをコロニアルアッフェアーで制したのは93年。29歳だった。
お隣のカナダではエマ=ジェーン・ウィルソンが当地のダービーにあたるクイーンズプレートをマイクフォックスという馬で勝利。当時、26歳である。
日本で短期免許を取得した騎手の中ではニュージーランドのリサ・クロップ。97年にレイルウェイHというGⅠを制している。こちらも当時、26歳だった。
同じニュージーランドのリサ・オールプレスが初のGⅠ勝ちを収めたのは30代半ばのこと。
他にもイギリスではアレックス・グリーヴス、ヘイリー・ターナー、ホリー・ドイルといったGⅠジョッキーがいるが、勝ったのはすべて20代後半以降。
日本で最も有名な海外の女性ジョッキーといえばオーストラリアのレイチェル・キング。そう、キング姐さんだ。
日本では昨年、コスタノヴァでフェブラリーSに勝利してJRA初の女性ジョッキーによるGⅠ制覇となったが、自国での初GⅠは18年のスプリングチャンピオンS。当時、28歳である。
こうやって調べていくと、今村のように22歳でGⅠジョッキーに、しかもクラスックレースの優勝例は見当たらない。
あまり古い例は調べようがないものの、実際に女性ジョッキーが活躍し始めたのは80年代以降のこと。となれば、おそらく今村は歴代で世界最年少の女性GⅠジョッキーではないか。歴史的快挙の瞬間は日本にとどまらず、世界的、ギネス級の記録だったのだ。






























