GⅠ取りに向けて一点の曇りなし――。
これまでのキャリア最短間隔は中9週。今回はそれを大きく上回る中4週だけに、状態面はひとつのポイントだった。
2週間ほどの放牧を挟んで帰厩したのが3月21日。中山記念①着時は戻ってきた時から脚元は浮腫み、ツメの不安もあって坂路中心で、ウッドで負荷をかけたのは最後の1本と手控えた調整。だが、今回は打って変わり、先週までで3本もウッドで時計を出している。それだけで順調さがうかがい知れる。
特に1週前は3頭併せで5F66秒0―36秒6。直線は軽く促されただけで併走…
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