種牡馬リオンディーズの最大の特徴は特徴のなさ!?

公開日:2026年1月8日 14:00 更新日:2026年1月9日 10:49

有馬記念、京都金杯と重賞連勝

 今年最初の重賞、GⅢ京都金杯を制したのはブエナオンダ。リオンディーズの産駒である。

 リオンディーズといえば有馬記念を勝ったミュージアムマイルの父。他にも先週は日曜京都の新馬戦を単勝170・6倍で勝ったタイキルッジェーロ、中山では月曜1Rをヴァイオスペースが制しており、すでに今年3勝をマーク。まさに絶好調だ。

 そこで今回はリオンディーズ産駒の特徴を見てみよう。

 その父は04年のダービー馬キングカメハメハ、母は05年の日米オークスを制した名牝シーザリオだ。兄にはエピファネイア(父はシンボリクリスエス)、弟にはサートゥルナーリア(父はロードカナロア)がいる。

 父は3歳秋の神戸新聞杯、母はアメリカンオークスが最後のレースとなり、4歳以降は走っていない。

 リオンディーズ自身も新馬→朝日杯フューチュリティSを連勝。弥生賞②着、皐月賞⑤着(4位入線)、ダービー⑤着で故障のため引退した。

 産駒は一番上が現8歳で、6世代いる。

 GⅠ馬は延べ3頭で、前記ミュージアムマイルの他に24年の天皇賞・春を制したテーオーロイヤル。そう、キンカメの系統でありながら三千二百メートルをこなした。いや、この馬はダイヤモンドSを2回制覇しているから、正確には三千四百メートルだ。ブエナオンダはマイルで重賞勝ちだから、かなり適性の幅が広い。

 そうかと思えばダート千メートルで11勝。これは20年以降で見ると種牡馬で7位の成績(トップはヘニーヒューズの23勝)。きょうだいのエピファネイア、サートゥルナーリアの産駒からはダート千メートルの勝ち馬は出ていないから、この守備範囲の広さが最大の特徴。逆に言えば特徴がないのが特徴とも言える。

 また、重賞(先週までに11勝)での人気上位別成績はこうなっている。

   ① ② ③ 外 連対率
 1人2 1 1 5・333
 2人3 3 2 10・333
 3人4 1 2 3・500

 天皇賞・春のテーオーロイヤル、ミュージアムマイルのセントライト記念勝ちは1番人気だったが、有馬記念では3番人気。また、ブエナオンダの京都金杯勝ちは4番人気でのもの。ホープフルSではアスクエジンバラが9番人気で③着と、馬券的に狙っておいしい種牡馬といえる。

 ジャパンCを制したエピファネイア、無敗の皐月賞馬であるサートゥルナーリアに比べて地味な存在だが、ここにきての存在価値は赤丸急上昇。このことは頭に入れておきたい。

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