「騎乗者の指示に従順で素晴らしい瞬発力です」
斉藤崇師がほれ込む期待馬がデビューする。日曜小倉5R芝二千にエントリーしたキタサンブラック産駒のエルドボルグだ。ノーザンファーム早来の釣崎椋介さんに聞いた。
「この馬は、オンとオフがハッキリとしていて気性がとてもいい。だから騎乗者の指示を素直に受け止めることができて、動きのよさにつながっています。ふだんはおとなしいのですが、キャンターになると、一変して柔らかく伸びのあるストライドになる。栗東で素晴らしい瞬発力を見せているのも、そのよさが出ていると思います」
4月2日に本州に向けて出発したときの馬体重は450キロ。栗東に入厩して時計を出したが、成長を促すため放牧に。6月中旬に帰厩すると、坂路とCウッドで7本の時計をマーク。
1週前は、前から1勝クラスのテルヴィセクス、OPのセンツブラッドの等間隔の隊列で進み、直線で内に併せると、一気にギアチェンジ。外のテルヴィセクスにはクビだけ遅れたが、七夕賞に出走するセンツブラッドには1馬身先着で1F10秒9と鋭く伸びた。それでも師が「全体時計(5F69秒0)をもう少し出しておきたかった」と注文をつけたのは期待の表れだろう。「クラシックを見据えていきたい」と早くも来春を視野に入れているのだ。
それを受けて今週もCウッドでテルヴィセクスと併せ、6F80秒6と先週より6秒詰めた。今週もクビほど遅れたが、馬なりで余裕十分に1F11秒8ならキッチリ仕上がった。
「栗東で調教を重ねながら480キロ程度に馬体を増やしているようにいい成長力をみせています。キタサンブラック産駒でもっと成長するでしょうから、楽しみですね」
ダービートレーナーが送り出すクラシック候補に注目だ。























