泣いたり笑ったり 記者の取材、印と馬券の物語

【泣いたり笑ったり 記者の取材、印と馬券の物語・天皇賞】11年③着ナムラクレセント/弘中記者

公開日:2023年4月29日 17:00 更新日:2023年4月29日 17:00

わずかに及ばず…(ナムラは黒帽)

 世の中には「推し活」というものがあるそうだ。

 アイドルやアーティスト、はたまたアニメのキャラクターなどに情熱を注ぎ込むことが、私生活の充実にもつながる。この仕事をしていると、やはり年に数頭は“推し馬”が出てくる。

 そこで、どんな馬を推しにしているかを自己分析すると――。…

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4月30日(日)京都競馬場

弘中勝

「タイトル“こだわり◎”に決まったから」と。関西の最終レースが主戦場から本紙担当になる際のタイトル変更だった。“こだわり”だ。考えてみれば、同じ馬に◎を打ち続けるケースは多い方かも。レース内容に取材の感触。穴で◎を打ち、次走で無印にできるほど情の薄い性格ではないし、印に多少の上下はつけても納得できるまで追いかけたい性分ではある。ストーカー気質?闇深い性格は会社にバレてるようです。
 競馬内容はもちろん、タイミングが合えばレース直後の調教師やスタッフ、ジョッキーの表情などをチェック。そこを踏まえての中間取材。そして予想作業でいろいろと考える。当たれば“閃き”、外れたら“妄想”になる。すいません。ご迷惑かけてます。たまに△◎や◎無印での決着で外れなど“惜しい”パターンも多い。生まれ育った某県民性ゆえかもしれません。

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