【天皇賞・春】ヘデントール前走とは明らかにデキが違う
公開日:2026年4月29日 08:30 更新日:2026年4月29日 08:30
中間は質の高い調教を連発
ヘデントール A
捲土重来――。巻き返しの一戦となる今回は、状態は前走とは雲泥の差だ。
昨年の覇者は骨折明けの復帰戦、前走のGⅡ京都記念で⑧着に敗退。4月1日に放牧先から戻った時点で馬体はスッキリと見せ、前脚の出は前走よりもスッスッと軽やか。明らかにひとたたきした効果を感じる。基礎となるベースが上がってきたところに、中間は熱のこもった調教を重ねてきた。
前走時は週2日のウッド入りだったが、この中間は3~4日と追い日以外にも距離を乗る形で積極的に負荷をかけてきた。
2週前は8F113秒3と長めから追い切りをかけ、1週前は6F83秒0─37秒6。短距離馬を相手にスピードに乗せてラップを刻む形で進み、1Fは11秒6。数字上は6F追いだったが、ゴールを過ぎてからも脚を伸ばして、前週同様に長めからの追い切りを敢行している。
それでいて、追った翌日も歩様の硬さがなく、明らかに状態がいいのが分かる。
迎えた最終追い。実戦を想定する形で3頭併せの真ん中で5F68秒9─38秒0。馬体が併さった直線は1F11秒4でゴール前は強めに追われた。脚色は併走馬に見劣ったものの、この馬なりの反応の良さを見せた。そして先週同様、ゴールを過ぎても4F近く、スピードを緩めずに脚を伸ばして実質8F追いのハードトレをこなした。
速いラップを刻みつつ、長めの負荷をかける。質の高い調教を連発して、この一戦にかける陣営の意気込み、それにキッチリと応えるのがGⅠ馬の貫禄か。いい形で大一番を迎える。





























