26日(日)は香港チャンピオンズデー
公開日:2026年4月23日 14:00 更新日:2026年4月23日 14:00
日本からはマスカーレードボール、ジャンタルマンタルなど6頭
今週、日本では春GⅠシリーズの谷間になるものの、香港のGⅠ3競走が発売になる。今年はドバイの発売が行われなかっただけに、2月のサウジC以来となる。
対象となるレースはチェアマンズスプリントプライズが、マイラーズC発走の5分後、15時35分スタート。そしてチャンピオンズマイルが16時45分、そしてクイーンエリザベスⅡ世Cが17時55分発走予定で、競馬ファンにとっては長く楽しめる一日になる。
日本からの出走はチェアマンズスプリントプライズがサトノレーヴ、チャンピオンズマイルがジャンタルマンタル、シュトラウス、クイーンエリザベスⅡ世Cはジューンテイク、ジョバンニ、マスカレードボールの6頭だ。果たして、日本馬の勝算はどれくらいか。
〝カーインライジング銀行〟は日本ではどうなる⁉
23年にはイクイノックスが世界最高レーティングを獲得し、同じ年にはウシュバテソーロがドバイワールドCも制した。
そして昨年はフォーエバーヤングがブリーダーズCクラシックを日本馬として初制覇。カテゴリーを問わずに活躍しているが、そんな中でなかなか勝てていないのが香港だ。理由は単純。現地の馬が強いからである。
チェアマンズスプリントプライズには、あのカーインライジングが出走。前走で連勝記録を「19」に更新し、香港では史上最多となったばかり。しかも、自身3度目となるシャティン千二でのレコード勝ちと、さらに進化している印象すらある。
サトノレーヴも高松宮記念では1分6秒3をマーク。昨年より1秒6も速く、持ち時計を0秒8も更新した。しかし、もう7歳だ。いくら成長が顕著とはいえ、カーインライジングは5歳。伸びシロという点では劣る印象は否めない。
過去の香港遠征では③②⑨着。24年の香港スプリントではカーインライジングから半馬身、頭差で、時計差は0秒1だったが、昨年のチェアマンズスプリントプライズでは着順こそ前回から1つ上がったものの、着差は2馬身4分の1と広がった。
香港では単勝元返しがなく、前走でもカーインライジングの単勝は1・05倍。つまり、5%増えることから〝カーインライジング銀行〟とも呼ばれているほどだ。
今回、日本での馬券はサトノレーヴも売れるだろうから1・1倍、もしくは1・2倍つくか。いずれにせよ、3連単で買うなら、サトノレーヴを何着に置くかが馬券のポイントといえそうだ。
ロマンチックウォリアーもシャティンでは9連勝中
〝カーインライジング銀行〟ほどではないが、クイーンエリザベスⅡ世Cのロマンチックウォリアーも日本馬にとって大きな壁になる。
通算成績〈22 5 0 2〉で獲得賞金が50億円超えの世界の賞金王だ。昨秋のジャパンCでカランダガンとたたき合って惜敗のマスカレードボール、GⅠ4勝のフランス馬ソジー、サウジアラビアでネオムターフCを制したロイヤルチャンピオンなども強いが、23年のチャンピオンズ&チャターC(芝二千四百㍍)での②着を最後にシャティンでは負けなしだからだ。
日本では安田記念勝ちで知られるように、これは距離が長かったか。昨年のサウジCでフォーエバーヤング、ドバイターフでソウルラッシュの②着があるものの、シャティンでは9連勝中。昨年は中東遠征から間がないために不出走だが、22年から24年までクイーンエリザベスⅡ世Cを3連覇中。今回、変則4連覇がかかる。
なお、昨年のこのレースは日本のタスティエーラが制したが、前記したように大将不在のメンバーだった。現地でカーインライジング、ロマンチックウォリアーを倒せれば凄いことだが、〝シャティンの奇跡〟は果たして起きるのか。
チャンピオンズマイルはチャンスありか
となれば、最もチャンスがあるのがチャンピオンズマイルか。ジャンタルマンタルは現在の日本のチャンピオンであるだけでなく、シュトラウスも前走のアブダビゴールドC勝ちと、以前よりも常識にかかってきた。
また、暮れの香港マイルの勝ち馬ヴォイッジバブルが「左前肢の馬蹄腫(肘に発生する炎症)が判明した」と香港ジョッキークラブが発表。出否は未定で、現地は主役不在のメンバー構成だ。
モーリス以来、10年ぶり2度目の日本馬によるチャンピオンズマイル制覇があるかもしれない。





























