【フローラS】昨年に続いてオークス馬が出るか 上がり33秒6を差し切ったラフターラインズに主流一蹴の期待

公開日:2026年4月27日 14:00 更新日:2026年4月27日 14:00

 末脚一閃――。樫の女王を一気に手繰り寄せる決め手を炸裂させた。

 GⅡフローラSは1番人気ラフターラインズが上がり3F32秒8の鬼脚で突き抜けて、重賞初勝利を収めた。

 道中は前半5F61秒3とゆったりとした流れ。それを9番手で折り合った追走から、[8][8][6]と徐々にポジションを上げて直線を迎えた。軽く仕掛けた程度の楽な手応えで坂を駆け上がり、前との距離を詰めると残り1Fでは先頭に。追いすがる相手を尻目にムチが入るとさらに加速して、②着エンネに0秒2差をつける圧勝だった。

 勝ち時計の二千メートル1分59秒3は上々だし、後半5Fがどんどん加速する尻上がりのラップ。特に最後の3F、11秒3―11秒2―11秒1を悠々と差し切るのだから、極上の瞬発力、それを長く使える持久力も兼ね備えていることを証明した。

 これで全5戦で上がり最速をマーク。そのうち直近3戦は32秒台の切れ味。父アルアインは全20戦のうち上がり最速は新馬戦の1度のみ。父とは真逆の脚質なのだから面白い。

 昨年のフローラSを勝ったカムニャックは、その勢いのままオークスも制覇。今年もその可能性がグッと近づいたかもしれない。

 というのも、桜花賞ではスターアニスが阪神JFに続いてGⅠ2勝目を飾ったが、勝ち時計が1分31秒5とあまりにもマイルでの強さが際立っただけに、血統面も含めて距離延長を克服するのは簡単ではない。また、②着ギャラボーグも全兄ダノンスコーピオンはマイルGⅠ馬と、桜花賞①②着馬は距離に不安を抱えている。

 逆に距離延長が歓迎のクチは桜花賞⑤着馬アランカール、今村騎乗で忘れな草賞を勝ったジュウリョクピエロあたりか。

 ラフターラインズは距離延長は全く問題ないだけに、今年のオークスでは主役に躍り出ても不思議はない。そう思わせる勝ちっぷりだった。

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