【中山グランドJ】売り上げ大幅増、王者の強さ。逆転の可能性感じたホウオウプロサンゲ小野寺

公開日:2026年4月21日 15:00 更新日:2026年4月21日 15:00

 今年の障害初GⅠとなる中山グランドJは盛況に終わった。

 土曜の中山は2万2951名が入り、レースの売得金は26億3573万7300円。前年比131・2%。昨年より6億強も売れた。

 馬券は強いとされる馬が一頭いる形の方がより売れる傾向にあるが、注目度の高い障害GⅠでもあった。昨年の2冠王者エコロデュエルの連覇がかかり、前哨戦でその王者をやぶったディナースタとコンビを組む高田は勝てば障害全重賞制覇でもあった。障害の名手・石神深一のラストGⅠに新星ホウオウプロサンゲの参戦等々。話題が多く、さらに、JRA公式が各馬の前日スクーリングの模様を公開したことも売り上げにひと役買ったか。

 結果、エコロデュエルが4分49秒0でのレコード大差勝ち。昨年以上の強さを見せて連覇したが、全10頭の全力を尽くした完走に万雷の拍手が送られた。8カ月後に行われる年末の中山大障害での再戦を心待ちとするかのように。

ホウオウの④着は「キャリア2戦しかなくて大障害コースでこの走りができたことは本当、凄いこと」(小野寺騎手)

 ホウオウで挑んだ小野寺はこう話す。

「馬場入場紹介の時から歓声が凄かったですね。昨年にはなかったもの。ありがたいです」

 また愛馬は④着に終わったが、この一戦で障害馬としての確かな手応え、可能性を掴んだともいう。

「障害初戦から中3週、中2週で挑んであのパフォーマンスは凄いですよ。実際に、ひとつ目を遠くから跳びながらも2つ目の障害からは一歩、入ってしっかりと跳べたんですよ。普通の馬なら2つ目、3つ目も遠くから跳びかねないもの。それで、エコロデュエルに小細工なしに挑めました。最後は離されましたが、勝つならあれしかないという競馬で正面から勝負できましたからね。レコードのスピードについて回れて〝あるかな〟と感じたくらい。キャリア2戦しかなくて大障害コースでこの走りができたことは本当、凄いこと。年末に逆転する余地はあるんじゃないか、と思わせてくれました」

 馬運車へと乗る愛馬を見送り、レースを回顧してくれた。ホウオウのみならず、各馬、キャリアの面でも伸びしろを期待していいだろう。こんな話を聞くとますます中山大障害が楽しみとなってくる。

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