給料日前には大打撃だった。先週末は友人の結婚式に出席するべく横浜へ。旧友との久しぶりの再会にタガが外れ、財布のヒモまで締まりをなくしてしまった。結局、飲み会代は想定を大きく超えるハメに。ご祝儀に往復の交通費を足すと、出費は痛恨の8万円オーバーで家計は大赤字だ。
支出の穴埋めが急務の今週末だが、幸いなことに金曜が給料日。軍資金に少しばかりの余裕が出るから、いつも以上に気合を入れて勝負したいところ。さてさて、このヤル気が吉と出るか凶と出るか……。
【京都6R・3歳1勝クラス】 ストップヤーニングはまだ見限れない。
前走は速い流れを10番手で脚をため、勝負どころでの手応えも抜群だった。ただ、直線の伸び脚は一息で0秒8差の⑥着まで。もう一段ギアが上がらなかった印象を受けた。
戦績を振り返れば、不良馬場の新馬戦を上がり最速で差し切り、2走前の昇竜Sは重馬場で⑤着に健闘した。430キロ台とダート馬にしては小柄な馬体だから、脚抜きのいい馬場で良さが生きるタイプか。それを考えると、前走の敗因は馬場に求めることができる。タフな良馬場では持ち味の末脚を発揮できなかったということだ。
土曜の京都は昼前から雨の予報。降り出すタイミングが早まれば早まるほど、この馬のチャンスは広がる。
もちろん状態もいい。直前の坂路では持ったままで4F52秒9―12秒1の好時計をマークし、好調をアピール。普段は慎重派の羽月師も「もっとやれる馬。あらためて期待」と強気のコメントだ。巻き返しがある。
“期待値が最も高いのはワイドだ”という持論のもと、人気サイドと中穴を絡めたワイド一点勝負を得意とするレース部の最年少。22年春から栗東で取材に励んでいる。一点勝負で磨いた感性と、変幻自在の組み合わせで一獲千金を狙う。