〝おいしい〟韓国国際競走はともに日本馬のワン・ツー

公開日:2024年9月9日 14:00 更新日:2024年9月13日 10:50

勝ち馬はBCへの優先出走権をゲット

 日曜は韓国で行われた国際重賞にも日本馬が参戦。GⅢコリアスプリントにはジャスパークローネ、リメイクの2頭(ケイアイドリーは出走取り消し)、GⅢコリアCにはウィルソンテソーロ、クラウンプライドの2頭が出走した。

 コリアスプリントは早めに先頭に立ったジャスパークローネをリメイクが中団から差し切って連覇を達成。

 カップは好発からハナを切ったクラウンプライドがそのまま逃げ切り。こちらも昨年に続いての連覇となり、②着が中団から脚を伸ばしたウィルソンテソーロで、ともに日本馬のワン・ツー決着となった。

 日本馬が力の違いを見せつける結果だったが、意外と“おいしい”のがこの韓国国際競走だ。

 昨年から賞金がアップして、スプリントは①着約7700万円、カップも①着約8800万円で“スーパーGⅡ”の札幌記念(①着賞金7000万円)と遜色がない。

 さらに今年から米国ブリーダーズカップのチャレンジレースとなり、スプリントはBCスプリント、カップはBCダートマイルへの優先出走権が勝ち馬に与えられる。

 先の選択肢も含めて、勝ち馬の陣営には大きなボーナスになったのではないだろうか。

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