【安田記念】「結果でこたえたい」 長岡禎仁騎手はガイアフォースで挑む2度目のGⅠ

公開日:2024年5月29日 14:00 更新日:2024年5月29日 14:00

過去4回のGⅠ騎乗は2度連対し、3度も掲示板入り

 騎手・長岡禎仁にとって、安田記念ガイアフォースは自身5度目のGⅠ騎乗となる。

 GⅠ初騎乗は20年フェブラリーSのケイティブレイブで16頭立ての最下位人気で連対。穴をあけた。同年の秋華賞はミスニューヨークはまたしても16番人気だったが⑤着。翌年の阪神JFヒノクニは九州産でもあり⑱着だったが、2年ぶりのGⅠ騎乗となった今年にフェブラリーはガイアと挑んで②着。5番人気で好配当を出した。掲示板率が4分の3だから、〝穴党〟には外せない騎手の一人だろう。初となる共同会見の様子を。

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──GⅠの共同記者会見は初めてとなります。

長岡騎手 「さすがにちょっと緊張しています(笑)」

──レースを前にした気持ちは。

「大きい舞台ですし、責任を果たしたいなと思っています」

──ガイアフォースの調教には付きっ切りでまたがっています。

「毎日、馬の状態を自分で確かめ、その時に合った調教をできるように、いい状態になるように頑張って乗っています。京都開催の時は朝、調教に乗っていけるのでまたがっています」

──レースは前回のフェブラリーSが初めてでした。

「ダートは初めてで課題はいろいろありましたが、クリアしてくれ、いい競馬をしてくれたと思います」

──あらためて、この馬の能力、ポテンシャルは。

「身体能力の高さ、いい脚を長く使えるところ。折り合いも前回はダートでしたが特別、問題なく。賢い馬です。2歳の時からまたがっているんですが、2歳時は立ち上がったりする仕草を見せることがありましたが、今は大人になってくれた。凄く扱いやすいです」

「ガイアフォースを信じて、しっかりと頑張りたい」(長岡)

──1週前の追い切りは坂路で4F52秒4、2F24秒1─11秒8をマーク。

「1週前なのでしっかりという指示で、しっかりと追い切りました。動きもよく、時計もしっかりと出ました」

──今週は同じく坂路で53秒0、1F12秒5。

「今週は状態を整えるという感じでリズムよく上がることを意識しました。先週の追い切りに比べ、良くなっているなと感じました。今回は骨折休養明けからの調整でしたが、徐々に状態も上がり、いい状態でいけると思います」

──レースで気をつけたい点は。

「ゲートもそうですし、リズム良く運べるかですね。香港の馬がどういう競馬をするかな、というのはありますが、ガイアフォースにとってチャンスだと思っています。大きな舞台に立たせてもらえたことに凄く感謝していますし、大切な子を乗せていただける。ガイアフォースを信じて、しっかりと頑張りたいと思います」。

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