【エリザベス女王杯】調教マル特チェック(坂路調教分)
公開日:2023年11月8日 14:00 更新日:2023年11月8日 14:00
ディヴィーナ高いレベルでデキを維持
ディヴィーナ B
府中牝馬Sを逃げ切って重賞タイトルをゲットした後も順調。先週は木曜日にCウッドで6F80秒4、さらに日曜には坂路でも時計を出した。今週は坂路で馬なりの4F54秒5、ラスト2F24秒9―12秒4。先週までに仕上がっているからこれで十分。時計以上に軽快さを感じさせるフットワークで、高いレベルのデキを維持している。
ハーパー B
前半の2頭目。ハロー明けの約20分後に坂路を駆け上がった。テンの2Fは15秒5─14秒2。リラックスした中にもしっかりとコントロールが利いた走りで、右コーナーを回った後半2Fは13秒2─12秒5をややペースを上げて馬なりのまま入線した。全体時計は55秒2。秋華賞から中3週の日程を考えれば、これで十分だ。使ったことでさらに体には丸みを帯びてきた。牝馬3冠3戦④②③着だが、さらに動けてよさそうな印象を受ける。
ルージュエヴァイユB
休み明けの府中牝馬S②着から中3週。「この馬としてはレース後のダメージがなく、いい形で立ち上げられた」とは黒岩師だ。硬くなる傾向も今回は見られず、最終追いは坂路で4F52秒0―12秒1。前を追いかけて、楽な形のまま併入した。前走より馬のバランスが良化して、真っすぐに登坂。デキはさらに上昇している。
イズジョーノキセキC
近走は成績が上がっていないものの、デキは問題ない。先週に引き続いて今週も岩田康が手綱を取って坂路入りし、4F55秒2、ラスト2F24秒3―12秒0。軽く仕掛けた時の反応速度が良く、俊敏さが目立った印象だった。