【毎日王冠】横山典の手綱さばきに注目 ジャスティンカフェ重賞連勝
公開日:2023年10月5日 14:00 更新日:2023年10月5日 14:04
ジャスティンカフェが重賞連勝を狙う。
昨春に小豆島特別、湘南Sを差し切り、オープン馬となった。続くエプソムCは④着で夏場は放牧へ。秋初戦のこのレースではレコードで制したサリオスの半馬身差②着に頑張った。
その後はマイルCS⑥着、東京新聞杯④着、ダービー卿CT②着ともう少し及ばず、2回目のエプソムCに臨んだ。道中は後方で進め、直線では外から伸びた。最後は先行2頭をかわして、初タイトル獲得だ。
安田翔師は「2走前はいい位置を取りに行った分、脚を使い切れずに消化不良でした。前走はためをつくり、直線だけ動かすレースを。本来はもっと脚を使えるはずですが、これからさらに強くなる相手に通用するようにいいきっかけを掴めたと思います」と話す。
夏場は山元トレセンでリフレッシュし、9月8日に戻り、すこぶる順調に乗り込まれている。先週金曜は坂路4F51秒7―12秒3の好タイムで併入。今週水曜はCウッド6F87秒2―38秒7、1F11秒7で駆け抜けた。
「夏場が暑かった分、馬自身がしんどくなることを用心してか、いつもの気負いは感じないけど、だらけた様子もありません。1週前にしっかりとやり、今週は気持ちを整える程度。こちらが求めている動きをしてくれたと思います」
鞍上はベテランの横山典。2、3勝クラス連勝後にエプソムCで④着以来、4回目のコンビだ。
先週までの安田翔厩舎のJRA123勝中、19勝を挙げており、騎手別ではトップ。17勝で2位の横山和がテン乗りのエプソムCで結果を出した後に手綱を託される。
昨年以上の走りを見せてGⅠに駒を進めたい。