フォトパドック診断

【有馬記念フォトパドック】サートゥルナーリア(ファン投票4位)

公開日:2019年12月16日 13:00 更新日:2019年12月18日 09:21

リフレッシュ成功で平常心保つ

 頭の高い姿勢となったため、少し後肢の踏ん張りが悪くなったが、それでも両脚ともにしっかりと地面をとらえている。このバランスを保てる柔軟性が武器。同時に直飛で推進力、瞬発力に富んだタイプといえる。アバラが浮き、悪く言えば、胴回りがすっきりと映りすぎた前走、天皇賞・秋と比較しても、適度に丸みが出てきた。それでいて血管が分かるほど体脂肪率は低い。前走後の放牧でのリフレッシュは成功した模様。スラッとした体形で距離は問題なく、顔つきも凛として平常心を保てている。ここからはテンションを上げるイメージは沸かない。

勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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