【マイルCS】ソウルラッシュ種牡馬入りに向けても価値ある勝利に

公開日:2024年11月18日 14:00 更新日:2024年11月18日 14:00

 常々、池江師が「種牡馬にしてあげたい」と話していたソウルラッシュ。初のビッグタイトル奪取でその価値も上がるか。

 自身はキングカメハメハ系のルーラーシップ産駒。同系ではドゥラメンテやロードカナロアなどのビッグネームが挙がるが、前者は早逝し後者は16歳と高齢でもある。ルーラー直子となると来年に産駒デビューするキセキがいるがまだ少なく、後継種牡馬として重宝される可能性は高いのではないか。

 同馬の特徴として、何よりも強調できるのが成長力だ。

 自身は3歳冬から4歳春にかけて4連勝でGⅡマイラーズC勝ち。その後もスランプといえる時期がなく、5歳秋に京成杯AHを勝つと6歳春には2度目のマイラーズC制覇。GⅠでも常に上位争いを演じてきた。

 そして6歳秋での初戴冠だ。ここにきてピークを迎えた印象も。

 大きなケガをすることなく、非常に息の長い成長を見せてきたソウルラッシュ。この特性は種牡馬としての価値を高める可能性も十分にあり得る。

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