【チャンピオンズC】ペプチドナイル春秋統一へ
公開日:2024年11月26日 14:00 更新日:2024年11月26日 14:00
南部杯②着は価値高し
ペプチドナイルに注目だ。
3歳時に未勝利、1、2勝クラス、4歳時に3勝クラスを勝ち上がり。5歳時には大沼S、マリーンS、ベテルギウスSとリステッド競走、オープン特別で3勝を挙げた。ただし、重賞には2回挑戦して、エルムS⑬着、みやこS④着と結果を残せなかった。
6歳の今年初戦の東海Sも⑥着。それが、フェブラリーSは大違いだった。手応え良く好位で進めて、直線では力強く脚を伸ばした。残り1Fで先頭に立ち、1馬身4分の1差のフィニッシュ。いきなりGⅠウイナーに輝く。
初めての交流重賞かしわ記念は③着。その後、若干のむくみがあり、オステオコンドローマ(骨軟骨腫)の除去手術を受けて休養。急ピッチに仕上げる形で南部杯へ。
ここは1枠1番のレモンポップが逃げる中、8枠14番から2番手に。そのまま4角を回り、直線ではたたき合い。初対決のダート王に真っ向勝負で挑み、4分の3馬身差まで迫った。
武英師は「枠順を見てやることは決まりましたね。休み明けはそれほど走れる馬じゃない。使って良くなるイメージはあったし、テンから動かして、どれだけしんどい競馬で食い下がれるか。レモンポップも調子を上げてくるでしょうが、うちのも上昇度がある。千八なら逆転可能かなとも感じました」と話す。
中間は放牧を挟んで調整。コース、坂路で乗り込まれて、先週水曜にCウッド6F85秒4―38秒7、1F12秒0をマークし、土曜に坂路4F51秒2―12秒0で駆け上がった。
「緩まずに戻してもらえて順調にきていますよ。大一番なのでビシッと仕上げていこうと思っています」
JRAダートGⅠの春秋制覇に期待が膨らむ。