【有馬記念】1番人気濃厚 牝馬レガレイラが①②着ならヒモのパターンはこう

公開日:2025年12月25日 14:00 更新日:2025年12月25日 14:00

 ファン投票で61万2771票を集めたレガレイラ。昨年は5番人気での勝利だったが、連覇がかかる今年は1番人気での出走か。

 有馬記念で牝馬が1番人気に支持されたのは過去に8回ある。その成績は〈2204〉だ。

 最も古いのは第3回で1958年のこと。ミスオンワードが⑦着に敗れている。

 その後は40年近くも間があいて、95年のヒシアマゾン。次が02年のファインモーション。ともに⑤着に終わった。

 牝馬が初めて1番人気に応えたのは08年ダイワスカーレットだ。そして20年のクロノジェネシス。いまだにこの2頭しかいない。②着だったのは09、10年で、ともにブエナビスタである。

 つまり、牝馬が連対したのは4回。

 ダイワスカーレットの08年は②着が14番人気のアドマイヤモナーク。クロノジェネシスの20年は②着が11番人気の牝馬サラキア。ともに馬単から万馬券だった。

 ブエナビスタが②着だった最初の09年は、勝ったのが2番人気ドリームジャーニー。だが、③着は11番人気エアシェイディ。エアは前年にも③着し、3連単98万馬券の片棒をかついでいた。
 10年は勝ったのが同じく2番人気ヴィクトワールピサ。そして③着が14番人気のトゥザグローリーである。
 つまり、過去に各2回あった牝馬が1番人気で連対した時は、①着時は②着が超人気薄で典型的なヒモ荒れ、②着の時は2番人気が勝って、③着が超人気薄とこれまではパターン通りに決まっている。
 今年のレガレイラも人気薄を連れてくるのか。それ以前に連対するのだろうか。牝馬らしい切れ味が武器なだけに、水、木曜の雨も気になるところだ。

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