フォトパドック診断

【有馬記念フォトパドック】リスグラシュー(ファン投票2位)

公開日:2019年12月16日 13:00 更新日:2019年12月18日 09:20

厚みが増し牡馬顔負けの体つき

 豪遠征から帰国後は5日に競馬学校へ移動。着地検疫を経て、ノーザンファームしがらきへ。3日に栗東トレセンへ戻ってきた。相変わらず皮膚が薄く、ムダのない締まった体つき。一見、シャープに映るものの、肩回りなどは宝塚記念と比べても数段厚みが増し、牡馬顔負け。細さを微塵も感じさせない強靭さが出てきている。奥手のハーツクライ産駒らしく5歳にして完成度が上がってきた。それでいて、まだ奥がありそうは雰囲気さえ感じさせる。今回でのラストランが惜しいくらいの好馬体。

勝羽太郎

勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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