【天皇賞・春】2頭出し堀厩舎 チャックネイト ウッドで力強い動き

公開日:2024年4月24日 14:00 更新日:2024年4月24日 14:00

 2頭出しの堀厩舎勢はウッド、坂路に分かれておのおの最終追い切りが行われた。

 チャックネイトは年明けのアメリカJCCで重賞初制覇を飾り、その後は放牧へ。3月27日に帰厩してからは、ここ目標に順調に乗り込みが進められてきた。

 4月11日にはウッドで6F81秒0―36秒1の好時計を馬なりでマーク。1週前にはしまい重点で5F66秒8―35秒9、1F10秒9の鋭い伸び。

「直前は微調整程度で済ませたいので、1週前はしっかり負荷をかけました」とは堀師だ。

 そして、けさはウッドで併せ馬。向正面から入り道中は1馬身追走。ゆったりとした行き出しでも折り合いは全く問題なく、直線は内に併せた。

 終始、持ったまま手応え十分に併入の、5F69秒0―38秒0、1F12秒0でフィニッシュ。

 予定通り時計は控えめでも、力強い動きで毛ヅヤ、体の張りも上々。3カ月ぶりの実戦だが、仕上がりに不安はない。

タスティエーラ中3週でも疲れなし

 一方、昨年のダービー馬タスティエーラは大阪杯⑪着から中3週での臨戦。14日に坂路4F58秒0で前走後の初時計をマークすると、18日にはウッドで5F66秒2―35秒8、1F11秒0と疲れを全く感じさせない動き。

 けさの最終追い切りは坂路の併せ馬で4F55秒5―12秒4を馬なり。追走からラスト1Fで体を併せて首差先着した。

 間隔が詰まって再度の輸送もあるため控えめな内容だが、フットワークは相変わらずパワフル。体調面に不安は感じられず、巻き返しがあってもおかしくない。

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