【有馬記念】ソールオリエンス「持てる力をすべて出し切る」ためにハード追いをクリア
公開日:2023年12月20日 14:00 更新日:2023年12月20日 14:00
けさは川田を背に1F11秒2
菊花賞③着後は山元トレセンへ短期放牧に出されてリフレッシュ。11月28日に帰厩してからは順調に乗り込まれてきた。
30日にウッドで5F70秒4―39秒1、1F11秒9から立ち上げると、12月に入ってからは一気にヒートアップ。「加減できない大一番。持てる力をすべて出し切るつもりで調整しています」とは手塚師だ。
2週前の3頭併せは最後方から6F81秒0―37秒4、1F11秒3で併入に持ち込んだ。これもかなりきつい内容だが、1週前はさらに一歩踏み込んだ併せ馬を敢行。スタンド前から丸々1周の長め追いで7F95秒4―36秒0の猛時計。ウインマリリンを2秒追走する形から、直線は楽な手応えで1馬身抜け出し、1F11秒2をマークした。
コメント通りのハードトレをクリアしてきただけに、けさの最終追いは鞍上が感触を確かめる程度で十分だろう。
初コンビとなる川田を背にウッドで単走追い。5F69秒2―38秒0、直線は鞍上の手が動かずとも自ら加速して1F11秒2。前脚がよく伸びて弾むようなフットワークはさすがといったところ。陣営の思惑通りに仕上がったといっていい。