【中山記念】昨年がレコード決着で鼻差②着。エコロヴァルツが悲願の重賞Vへ

公開日:2026年2月24日 14:00 更新日:2026年2月24日 14:01

「中山千八は一番向いているコース。何とか取らせてあげたい」(牧浦調教師)

 明け5歳初戦で重賞ウイナーの座を掴む。エコロヴァルツだ。

 2歳のデビュー時から高い素質は存分に示してきた。夏の福島千八で好位差しで新馬勝ちを決めると、札幌・コスモス賞は2番手から後続を1秒千切って2連勝。GⅠチャレンジとなった朝日杯FSでは、一転して後方に下げる形の待機策。4角17番手から直線だけで②着まで差してきた。

 3歳シーズンは、クラシック3戦で皐月賞⑦着、日本ダービーは⑧着。菊花賞も⑨着と距離が長いながらに健闘している。昨年の4歳期はどうかといえば、初戦となった中山記念は1分44秒8のレコード決着で惜しい鼻差②着。続く、大阪杯、安田記念は0秒3差⑦着、0秒5差の⑦着とGⅠでも差のない競馬はできていた。重賞を勝っていないことが不思議な一頭でもある。

「春を押せ押せで使っていたこともあり、秋(天皇賞・秋⑪着、福島記念②着)は疲れが抜け切れないところで迎えてしまった。その影響が少なからずあったと思います。今回はしっかりと休ませ、最近の中では一番いいくらいの体調にはありますよ」

 管理する牧浦師は昨シーズンをこう回顧し、今のフレッシュな状態を挙げる。

 1週前はCウッドで寮馬を追走して、6F83秒5、3F36秒4─11秒1をマーク。素軽く動けている。

「まだ最後も余力がありました。いい走りはしてくれていますが、重賞はまだ未勝利。中山千八はディセンバーS勝ちと中山記念②着。一番向いているコースなので、何とか取らせてあげたいですね」

 振り返れば、昨年の中山記念は最後に差されはしたが、一度は完全に抜け出す競馬でもあった。重賞挑戦すること13回目。近くて遠かった悲願のタイトルはそこにある。第100回メモリアルの中山記念で決めるか。

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