【オークス】名手の騎乗をヒントに2度目の樫舞台へ──。スマートプリエールで挑む原優介

公開日:2026年5月19日 12:00 更新日:2026年5月19日 12:00

⑩着の一昨年は「焦りはあまり良くないのかなという勉強はできました」(原騎手)

 自身2度目のオークス騎乗へ。7年目のジョッキー・原優介は、樫の舞台に挑むにあたり十分にイメージをつくり込んできた。

 コンビを組むのは、フラワーCを勝ったスマートプリエール。自身のJRA初重賞となったメモリアルホースだ。

 1週前追い切りは、先週木曜。栗東へ遠征しての騎乗となった。追い切り前の外角馬場の運動からまたがり、コンタクトを取っている。6時の開門直後のCウッドへ入り、寮馬スマートワイスを目標に内から併せて鋭く抜けた。タイムは6F80秒8、3F36秒9─11秒0。

「ばっちりと折り合ったわけではないですけど、何とか馬の後ろでリラックスしてくれていた。シンプルに走る馬の折り合っているけど内側からあふれてきちゃうというような感じがありました。いい意味でのはみ出し方は確認できましたし、順調そうです。いい状態でいけるのかなと思います」

 囲んだ報道陣に快活な笑顔で感触を伝えた。

 初めてのオークスは一昨年のホーエリート。今年のスマート同様にフラワーC(②着)から挑んだが⑩着だった。

「当時はいい競馬をしたのかなと思ったんですが、今となってみれば、反省の残る競馬をしていましたね(苦笑)。豊さん(武豊騎手)がスイープフィートに乗られていて。僕は早仕掛けをしたけど、最後までジッとしていた豊さんは最後にしっかり伸びて⑥着にきていた。3歳牝馬はどの馬も二千四百メートルはしんどいので最後まで待ってあげると、他の馬が止まったところで差し込めるのかと。その焦りはあまり良くないのかなという勉強はできました」

 3角から向正面17番手から、3角12番手で4角6番手。馬群の外を回って仕掛けの早さを悔やんでもいた。

「心肺機能は高い方。折り合えば素晴らしい末脚を持ってもいる」

「3歳牝馬で二千四百メートルは過酷な条件。3歳牝馬同士なので二千四百をこなせる馬は逆に少ないのかなと。その中でもスマートプリエールはこなせる可能性を大いに秘めていると思います。心肺機能は高い方かと。折り合えば素晴らしい末脚を持ってもいるので、その武器を生かせるシュチュエーションになれば、勝てるかなという期待をしています」

 こう力強く結んだ。

 前回の樫挑戦までは、東京二千四百メートルで結果を残せていなかったが、今年は8戦1勝、②着3回で「最近では東京の二千四百という条件は得意条件になりつつあります。その意味ではいいイメージで競馬できると思います」だ。

 今年重賞2勝と伸び盛りの25歳が、2度目の樫舞台でどんな手綱さばきを見せるのか楽しみだ。

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