５９㌔も関係なし

　連勝は止まらない。阪神で行われたダートのＧⅢアンタレスＳを制したのはプロミストウォリア。１勝クラスから５連勝で、前走の東海Ｓに続く重賞２勝目を挙げた。

　前走の東海Ｓは重賞初挑戦。単騎の逃げに持ち込んで押し切ったが、今回は単勝１・９倍の圧倒的な１番人気。道中は他馬に執拗にマークされ、息の入らない流れになった。

　しかも、重賞勝ちで斤量は前走よりも２キロ重い５９キロ。そんな厳しい状況でも直線入り口でリードを広げると、後続の追撃をしのぎ切ったから同じ重賞勝ちでも数段上の内容だ。

　６歳でも３度の骨折がありキャリア８戦なら、まだまだ成長が見込めそうだ。ジュンライトボルト、ウシュバテソーロ、レモンポップと続々と新星が登場するダート界に楽しみな馬がまた１頭登場した。