【高松宮記念】坂路馬なりで1F11秒7の脚力 グレナディアガーズ究極の仕上げだ

公開日:2023年3月22日 14:00 更新日:2023年3月22日 14:00

 阪急杯で1番人気に推されながらも⑦着に敗れてから中3週。中間は短期放牧に出さずに在厩で調整されてきた。

 1週前は中内田師自らが手綱を取ってCウッド追い。6F82秒2―36秒0、ラスト1Fは11秒0とこの馬らしい切れ味を披露し、文句なしの気配をアピールしていた。

 今週はCウッドで脚慣らしの後、坂路へ。道中はリズミカルに駆け上がって迫力も十分。圧巻の切れ味は先週と同様で、ラスト1Fはなんと11秒7! これでも余力十分に馬なりで流しただけだから、いかにこの馬の脚力が凄いか。全体時計の4F52秒0も少しでも追えばまだまだ詰まっていたはずだ。

 負けはしたが、前回でもいいと思えたものの、さらに上向いた印象。毛ヅヤの良さが目立って張りも申し分なし。筋肉の隆起もあって満点の馬体に。これ以上ない仕上げに思える。

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