ホースマン直撃

【木津の日曜競馬コラム・弥生賞ディープインパクト記念】

公開日:2026年3月7日 17:00 更新日:2026年3月7日 17:00

今週は内から突き抜けた(右)

 先週終了時点で7勝と快調な加藤士厩舎。渋い血統構成の馬が多いこともあってか、現状は切れ味よりも地脚勝負に強いイメージです。

 事実、19年の開業以来、本場での芝の連対率は東京が〈8・6・11・117〉・099に対して中山は〈11・20・6・141〉・174と明らかに差があり…

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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