惜しくも最優秀障害騎手を逃したが、もっと称賛されていい高田の昨年の障害20勝
公開日:2026年1月15日 14:00 更新日:2026年1月15日 14:00
少し前の話になるが、フォーエバーヤングが25年の年度代表馬に選出された6日、同時に調教師と騎手部門の発表も行われている。
最多勝利調教師は杉山晴師、最高勝率調教師は木村師、最多賞金獲得調教師は矢作師、優秀技術調教師は杉山晴師。
騎手部門はJRA最多勝利騎手、JRA最高勝率騎手、JRA最多賞金獲得騎手、騎手大賞をすべてルメールが獲得。MVJ(勝利数、勝率、賞金、騎乗回数をポイントにし、合計で競う)は戸崎となった。
だが、多くのファンのみならず、関係者ですら〝アレ?〟と思ったのが最優秀障害騎手ではないか。小牧加が受賞したからである。
これに関しては高田自身がXで詳しく説明してくれている。
「現在のJRA賞では障害レースにおける最多勝利賞も最多賞金獲得賞も最高勝率賞もなく、そのすべてで1位を獲る騎手大賞もなく、最優秀障害騎手賞のみとなっております。その内訳は障害レースに年間25鞍以上騎乗した騎手が対象で、勝ち鞍、賞金、勝率、騎乗数で上位1~5位の騎手に各5、4、3、2、1ポイントが与えられた合計になります。そのため、僕の場合は、勝ち鞍5P(1位)、勝率5P(1位)、賞金5P(1位)、乗り数0P(ランク外)で計15P。小牧加矢太騎手は、勝ち鞍4P(2位)、勝率4P(2位)、賞金4P(2位)、乗り数4P(2位)で計16Pということになります」(ほぼ原文ママ)
つまり、障害はMVJ方式となっているため、必ずしも多く勝ったジョッキーが受賞できるとは限らないのだ。
さらに高田はこうも記している。
「厳密に言えば、例えば小坂騎手があと1勝していれば勝率が2位となり、僕がJRA賞を獲れたということになります。小倉ジャンプSでは僕が①着で小坂騎手が②着なので、結果的に言えば重賞を勝ってしまったばっかりにJRA賞を逃した形となり、何とも微妙な心境ではあります」とも。
だが、昨年の高田は完全に他のジョッキーを圧倒していた。年間20勝の大台は84年に記録した星野忍以来。現在よりも年間で40鞍以上、障害戦が多かった頃の数字で、41年ぶりの到達はもっと称賛されていい。
今年もここまで3鞍で〈1110〉と好調。今年こそは13年以来となる最優秀障害騎手賞を受賞となるだろうか。


























