【チューリップ賞】阪神JF③着タイセイボーグの勝利で今年も非トライアル組優位になるのか
公開日:2026年3月2日 14:00 更新日:2026年3月2日 14:00
きのう、阪神競馬場で行われた桜花賞トライアル・チューリップ賞は、阪神JF③着馬タイセイボーグが差し切った。
首差の勝利だったが、着差以上に強かった。控えて9番手から4角で外を回す形。内から5頭目にいたが、一頭だけ仕掛けを待つ余裕があったほどで追い出したのは残り300メートル。ここからラストの2Fが、10秒7―11秒6のスプリント勝負(レースの上がりは4F45秒7―33秒6)を制している。自身の脚は33秒1だ。
前3戦は新潟2歳S、アルテミスS、阪神JFで②③③着。重賞戦線でもまれてきたことに加えて、「(496キロで)デビューから30キロ増えたことに。背が高くヒョロッとしていたけど、身になりボリューム感が出ましたね」と松下師が話すように、筋肉量が増加して脚力アップにもつながった初重賞でもあった。
もちろん、目指すは6週間後の桜の女王。「今の状態で本番に向かえたら楽しみです」と師も期待を寄せる。
ただし、近年のチューリップ賞組には、本番で大きな壁が立ちはだかっている。直行組だ。過去5年を振り返っても、5年前のソダシは阪神JFからで、翌年のスターズオンアースは2月東京のクイーンC。リバティアイランド、ステレンボッシュは2歳GⅠ以来で、昨年のエンブロイダリーもクイーンC。牧場との連携、トレセン施設の充実により、トライアルよりも間隔をあけた組から勝ち馬が出ている。実際に、チューリップ賞勝ちから本番も制した馬は14年ハープスターまで遡るから、今年のタイセイボーグも同じだ。
2歳女王スターアニス、デビュー3連勝のリリージョワ、クイーンCを制したドリームコアが待つ6週間後の本番までどう伸びしろをつくり、ジンクス破りを可能とするかが、最大の鍵となってくる。























