【安田記念】トロヴァトーレ大きく開花
公開日:2026年6月2日 14:00 更新日:2026年6月2日 14:00
昨年⑰着からガラリ一変だ
「今の充実ぶりならチャンスも」
トロヴァトーレの鹿戸師が話す。
昨年はダービー卿CTで初タイトルを獲得した勢いに乗って、初GⅠ挑戦でここに臨んだ。ところが、結果は⑰着大敗……。前半に接触して折り合いを欠き、力を出すことができなかった。
そこで陣営は続く2戦にダートを選択。キックバックで砂をかけるなどで精神面の成長を図った。エルムS⑫着、ペルセウスS③着の経験が今年、見事に花開く。
初戦の京都金杯では58・5キロのトップハンデを背負い、上がり最速の3F33秒2の末脚で④着。続く東京新聞杯では直線で接触の不利も何のその、差し切りを演じた。
前走のエプソムCも中団で脚をためて、そのまま4角を回り、またまたはじける。残り300メートルあたりから追い出されると、グイグイと力強く伸びた。ゴール寸前にステレンボッシュを鼻差でとらえて重賞連勝だ。
「折り合いが良くなってるので、千八でも大丈夫だと思っていた。ジョッキーも乗り慣れてるし、安心して見ていられたね。着差以上に強かった」
レース後は短期放牧を挟んで調整。先週水曜はウッド併せ馬で6F83秒3―37秒5、1F11秒2をマークした。
「動く馬を相手にいい時計が出たね。手応え的にあやしくなったけど、1週前はいつものこと。硬さもなく、気合をつけられてからの反応も良かった。いい意味で変わらずにきている感じだよ」
精神面の成長に加え、筋肉量が増えて力もつけているとのこと。一段とレベルアップしているのは間違いない。どんな走りを見せてくれるか、期待が膨らむ。


























