鬼才・橘は先週のメインで悔しい思いをした。土曜の安達太良Sでは9頭立て9番人気のクムシラコが鼻差②着、日曜の七夕賞も6番人気マイネルモーントがやはり②着。①~③着の印は▲◎…、△◎△で的中は馬単、馬連まで。3連単のビッグ馬券は取り逃してしまった。となれば、今週こそは――。グッと力が入る。
このレースは3勝クラスの格上挑戦組から目が離せない。昨年は垂水S⑦着だったイングランドアイズが9番人気で1馬身4分の3差の快勝。56キロから51キロと一気の5キロ減を存分に生かし、一足跳びに重賞ウイナーに。
20年のアールスターも垂水S⑥着から10番人気で、21年のモズナガレボシも佐渡S③着から6番人気で勝ち名乗り。ともに57キロ↓53キロだった。
過去10年でオープン馬相手に3勝。配当的な妙味がたっぷりあり、狙う価値は高い。今年はゼンダンハヤブサを抜擢だ。
今年の春先に天神橋特別を最速の末脚で差し切って、2勝クラスを卒業した。その後は3戦して⑤⑤⑤着。着差は0秒6、0秒2、0秒4で、しまいはしっかりと脚を使っていた。
この3戦の斤量は58キロ、55キロ、58キロ。それが今回はデビュー以来、初めて背負う52キロの“恵量”だから、持ち味の末脚にいっそう磨きがかかるのは間違いない。
枠順も1枠1番のいいところを引き当てた。最短コースで末脚をじっくり温存して、最後に炸裂するとみた。
函館2歳S
ダイシンドラゴンが狙い目。
ここは人気サイドのフェリチタ、ロンドンガーズを筆頭に前走で逃げ切り勝ちが多い。その中、過去2戦は違った競馬をしてきた。
デビュー戦は好位の内で進め、直線では前が詰まるシーンがあっての0秒4差⑤着。2戦目は先行2頭を3番手で大名マーク。4角から外を回ってかわしにいって、②着に2馬身、さらに③着が3馬身差の完封劇だ。
この経験は大きな強みとなる。今回も同じように行きたいクチを見ながら、好位を追走。前走Vの再現があっていい。
過去2走で手綱を取っていた佐々木は新馬勝ちのイモージェンに騎乗。今回は丹内との初コンビとなった。
その丹内は先週の函館で土曜に5勝、日曜に1勝と6勝の固め打ち。夏の函館で12勝となり、横山和に1勝差をつけてリーディング首位に躍り出ている。
函館で生まれ育ち、地元を愛してやまないジョッキー。これまで手にしたことがない開催トップの栄冠がすぐそこに見える。さらに、通算100勝のメモリアルにもあと4勝。
気合満点の今週は水曜の追い切りにまたがり、ウッド5F70秒8―40秒5、1F12秒7を馬なりで好感触。最高の締めくくりに期待が高まる。

























