【東海S】ドラゴンテイラー白星街道

公開日:2026年7月21日 14:00 更新日:2026年7月21日 14:00

豊明Sで強烈なパフォーマンス

 開幕週から藤原英厩舎の大攻勢だ。昨夏の中京、新潟では6週間で計35レースを使い6勝の固め打ち。1年のうちでも大得意としている開催と言ってもいいだろう。今年も開幕週から東西2重賞に有力馬を送り込んできた。

 西の東海Sにはドラゴンテイラーがエントリー。目下4連勝中の勢いもさることながら、レース内容も非常に濃い。未勝利、1勝クラスは千二で連勝なら、3勝目は千三。しかも、東京遠征、初の58キロをはねのけての勝利だから価値がある。

 そして前走の豊明S。初の千四ながら道中は3、2番手につけて、早めに前をつかまえに行く強気の立ち回り。前半3F34秒2と緩みのないラップ形態だから、間違いなく厳しい競馬だったはず。

 ところが、直線では持ったままで先頭に並びかけると、追い出しを待つまで。鞍上のゴーサインが出ると一気の伸び脚で後続を寄せ付けなかった。後に④⑥⑦着が勝ち上がる超ハイレベルメンバーを2馬身も千切ったのだから、掛け値なしに強い内容だった。

「千四でもしっかりと折り合えたのは収穫だね。スピードがあるから自然と2、3番手につけられるけど、センスがあって力んで走る馬ではない。だから、距離に融通が利くんだと思う。前走にしてもハイペースを2番手から押し切るんだから、大したもんだよ」(田代助手)

 その後はリフレッシュ放牧を挟み、ここに照準を合わせて6月4日に帰厩した。徐々に調教強度を上げて、2週前の坂路では4F51秒4―12秒1の好時計をマーク。暑さにヘコたれるどころか、ここにきて自己ベストを更新するほどだから体調の良さは折り紙付き。

「早めに入厩させて、じっくり乗り込んできたよ。先週の時点ですでにしっかり動けていたし、当週にサッとやれば仕上がるね。今回は重賞でメンバーは強くなるけど、通用する能力はあるし、この馬自身、どんどん成長して身になっているからな。楽しみは持っているよ」

 目下の充実ぶりからすれば、5連勝での戴冠も十分。その走りに注目だ。

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