これまで何度かオーストラリアの競馬場には行かせていただきましたが、行くたびに、いえ日本にいながらもオーストラリアの競馬の話題になると必ずと言っていいほど名前が登場していた川上鉱介さん。
いつかオーストラリアで会うことができるだろうと思っていたのですが、ひょんなことからご紹介を受け、いきなりZOOMで「初めまして」となった今年の夏。そしてそのたった一回のZOOMの面識にも関わらず、こちらに出ていただけないかという図々しいお願いにも快く了承してくれました。他の人からはたくさん聞いているので、川上さんの主だった経歴などは存じていましたが、緊張しつつもご本人にいろいろと伺ってみました。
川上さんが実際〝何をやっている方なのか?〟というところから取材はスタートです。「そうですね、一番のメインは「Rising Sun Syndicate」というオーナーズクラブの運営ですね」。これについてはまたのちほど、じっくり書いていきましょう。
もともとはオーストラリアで障害ジョッキーとして活躍していました。「ジョッキーはやっぱり楽しいです。勝った時の感激は本当に最高だし」。
しかし2019年の大きな落馬事故で骨盤を粉砕滑折。「骨盤がぐちゃぐちゃになっちゃって…」。しばらく車椅子生活を余儀なくされ、復帰をと思った時には戦列を離れてすでに数年が経っていました。
楽しいと思えたジョッキーを諦めることを決断。いよいよ川上さんの考えるセカンドキャリアへと進んでいきます。
川上さんは実は日本の競馬にも大きく関与していることをご存知でしょうか。例えばこの夏、短期免許を取得して来日したジェイソン・コレット騎手。「彼からは以前から日本で騎乗してみたいという相談は受けていました」。そこで日本で騎乗するためのさまざまな手配をしてくれたのはこの川上さんです。「受け入れてくれた杉山調教師、馬主であるKRジャパンさんには本当に感謝しています」。そしてコレット騎手は日本で2カ月騎乗し、13勝と高い勝率を残しています。「本当は僕も通訳として行きたかったんですが、 Rising Sunが忙しくて…」と語ります。
コレット騎手は
競馬キャスター
テレビ東京の「土曜競馬中継」などでリポーターを務め、競馬サークルに幅広い人脈をもつ。YouTubeの「日刊ゲンダイ競馬予想」で武田、大谷記者とともに出演。また、毎週水曜には「目黒貴子のアツアツ交遊録」を連載中。































