【阪神ジュベナイルF】2戦2勝アランカールしなやかな走りでスピード感◎
公開日:2025年12月10日 14:00 更新日:2025年12月10日 14:00
野路菊S快勝後は短期放牧でリフレッシュ。栗東には11月20日に戻ってきた。
23日にはCウッドで3F39秒5―11秒6、27日には6F82秒3を計時。
1週前は北村友が騎乗して3頭併せで6F85秒1―36秒8。ラスト1Fは11秒0! 先行馬の後ろでひと呼吸を入れて2頭の内へ誘導すると、馬なりでサッと半馬身の先着。しなやかなフォームでスピード感十分に駆け抜け、「この馬らしく、動いてくれました」とは北村友だ。
今週はいつものように角馬場で入念に体をほぐしてCウッドへ。先週と同じ3頭併せの3番手から直線で内へ。最後まで無理せずに6F81秒6―36秒9、1F11秒8。先週に強い負荷をかけている分、当週は先着を求めない調整だから問題ないだろう。
道中はうまく制御できており、フットワークは先週同様にしなやかでスピード感も◎。張りのある馬体からも仕上がりの良さが分かる。
「来年に向けていい競馬を」(斉藤崇師)
○…追い切りを見届けた斉藤崇師は「けさは3頭併せの一番後ろから行く形。思ったよりは時計が速くなりましたが、内を回って楽な感じで並んでいけました。いい追い切りだったと思います」と合格点ジャッジ。続けて「ゆっくりでも成長してくれていますし、バランスがいい馬なので道悪もこなせると思います。前向きさと、いい瞬発力がある馬。コントロールさえできればですね。来年に向けていい競馬を」と期待の口ぶりだった。



























