【チャンピオンズC】調教マル得チェック①

公開日:2025年12月3日 14:00 更新日:2025年12月3日 14:00

メイショウハリオ武豊を背に〝映える〟動き

メイショウハリオA
 JBCクラシック②着後は短期放牧へ。1週前のCウッド追いは、僚馬で同じくチャンピオンズCに出走するテンカジョウとの併せ馬で6F81秒9をマークした。今週は新コンビとなる武豊が騎乗して3頭で併せ馬。直線は内から並びかけて1F標でゴーサインを出すとしっかり反応し、最先着でフィニッシュした。時計は6F83秒9―37秒5、1F11秒4。最後までアクションが良く、攻め馬が地味なこの馬にすれば〝映える〟調教だ。馬体のツヤも目立っており、デキの良さが分かる。武豊は「しっかり最後まで攻めてほしいという指示でした。浜中君からは“調教でもズブい時がある”と聞いていましたが、けさの反応は良かったですよ。ええ、イメージとは違いました。実績のある馬ですから、チャンスはあると思います」と。

ゴールを過ぎても負荷をかけてきたセラフィックコール

セラフィックコールB
 11月26日の浦和記念には選出されずここへ。ブッツケになったものの、その分、乗り込み量は豊富だ。1週前は上がり重点に追って1F11秒0と自己最速タイのフィニッシュ。ゴールを過ぎてもびっしり追って負荷をかけてきた。今週はいつものようにBコース半周からCウッドへ。先週に続いて西村淳が騎乗して5F71秒1―38秒8、1F11秒7。馬なりのまま、内から馬体を併せて最後は半馬身先着した。その後、1角過ぎまで緩めず走らせる攻め内容。鞍上も手の内に入れた印象がある。「今週は余力残しで。予定どおりですね。暑くなくなり、前進気勢が出て、気持ちも乗ってきていますよ」は寺島師だ。

アウトレンジひとたたきの上積み十分

アウトレンジ  B
 みやこSから中3週でも1週前は意欲的に併せ馬を消化。このレースにも登録があるハピの内を回って1馬身半先着だった。今週はCウッドの単走追いで6F82秒1―36秒9、1F11秒4。先週は迫力という点で物足りない面があったが、今週は力感のある走り。馬体のシルエットも良く、ひとたたきした上積みはありそう。大久保師は「先週にしっかりとやったので今週は反応の確認。弾むような感じで動きは良かったですよ。前走はこの馬向きの馬場ではなく不完全燃焼。乾いた馬場でできるのはいいですね」。

テンカジョウ整えるイメージで状態キープ

テンカジョウ  C
 JBCレディスクラシック②着後はミニ放牧で調整。1週前のメイショウハリオとの併せ馬では手応えで上回って、状態の良さをアピールしていた。今週は単走で6F86秒6―37秒6、1F11秒6。整えるイメージでラストで軽く反応させる攻め内容だ。極端に上向いた印象こそないが、この馬なりに状態を維持している。

ウィリアムバローズ重心の低いフォームで1F12秒3

ウィリアムバローズC
 今週は開場と同時にCウッドへ。単走調整でテンからこの馬らしい頭を下げた重心の低いフォームで、6F80秒2―38秒7、1F12秒3。馬体の張りも決して悪くなく、状態キープといったところか。

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