【毎日王冠】レーベンスティール完勝
公開日:2025年10月6日 14:00 更新日:2025年10月6日 14:00
次の大舞台で飛躍のポイントは!?
非の打ちどころがない快走――。日曜のGⅡ毎日王冠は5番人気レーベンスティールが千八1分44秒0とレコードに0秒1差の好タイムで、重賞4勝目をマークした。
好位3番手からやや力む面は見せたが、前半4F46秒7と緩みのない流れもあって課題の折り合いをクリア。上がり3F33秒3の末脚を繰り出して、逃げたホウオウビスケッツをゴール直前でグイッとかわした。
上半期2戦は2番人気も⑫⑦着と期待を裏切る形だったが、見事に立て直しに成功。完全復活したと言っていいだろう。
これでトライアルのGⅡは3勝目。次なるターゲットは大舞台だが、ここまでの重賞勝ち鞍は千八と二千二百メートルと非根幹距離ばかり。二千メートルは2戦して⑪⑧着と結果を残せていない。そのあたりが課題となってくる。
次戦は中3週で行われる二千メートルのGⅠ天皇賞・秋か。もしくは一息入れて12月の香港Cも視野に入ってくるか。また、陣営は今後の選択肢のひとつとして、11月14日のバーレーンインターナショナルT(二千メートル)にも予備登録を済ませている。こちらはGⅡといえども、①着賞金は8700万円もある。
いずれにしても、今後は二千メートルでも結果を出せるかがポイントになってくる。父リアルスティールはGⅠドバイターフを含めて全4勝が千八だった。父超えも含めて、次なるレースで真価が問われそうだ。