【ジャパンC】川田がノーアクションで1F11秒0 リバティアイランド脚の回転力、躍動感、バネがすべて凄い
公開日:2023年11月22日 14:00 更新日:2023年11月22日 14:00
史上7頭目の牝馬3冠達成後はノーザンファームしがらきへ放牧へ。ジャパンCへの参戦が決定したことを受けて、11月2日に栗東に戻ってきた。
坂路、Cウッドで慎重に立ち上げて、今月10日に坂路で4F52秒6。そして先週16日はCウッドで単走追い。ひとつひとつの挙動を慎重に確認するように走らせて6F86秒8―39秒5、1F12秒0でフィニッシュした。帰厩当初はやや気が入っている面も感じたが、日を追うごとに冷静さを取り戻している。
関係者の注目を一身に集めた今週のCウッド追い。開門を待つ大勢の馬に囲まれても動じることなく、落ち着いていたのがいい。
川田を背にCウッドへ入ると、誘導馬からは3~4馬身の開きがあったのを直線でみるみるうちにその差を詰めて、一気に抜き去って2馬身先着した。
時計は6F80秒7―36秒4。ラスト2Fはほぼノーアクションで11秒2―11秒0と楽に加速ラップで締めくくった。
脚の回転力、躍動感、バネはどれもが“これぞリバティ”といった凄さを醸し出している。馬体のボリューム感も維持しており、しっかりと整えてきたか。世紀の対決へ向けて、準備は整った。