【有馬記念】28日開催のグランプリは──。
公開日:2025年12月23日 14:00 更新日:2025年12月23日 14:07
今年のグランプリは暮れも押し迫った12月28日に行われる。かつては27日が一番遅く、28日はこれまで3回しかない。
最初の03年は1番人気に推されたシンボリクリスエスが②着リンカーンに9馬身差をつけて、レコード勝ちを演じた。これはGⅠ史上の最大着差だ。前年の秋は天皇賞①着、ジャパンC③着、有馬記念①着。この年も全く同じ成績を残して、レース当日の引退式に臨んでいる。
2回目は08年のダイワスカーレット。秋初戦の天皇賞ではウオッカの鼻差②着と涙をのんだが、1馬身4分の3差で逃げ切り、1番人気に応えた。順当かと思いきや、②着は最低14番人気のアドマイヤモナークが突っ込んで、③着も10番人気エアシェイディ。3連単は98万5580円のドリーム馬券が飛び出した。
直近では14年の4番人気ジェンティルドンナ。3歳時には桜花賞、オークス、秋華賞と3冠牝馬となり、ジャパンCで古馬の一線級も倒した。4歳時にもジャパンCで連覇を達成すると、5歳春にはドバイシーマCで世界のGⅠウイナーとなり、有終の美も見事に飾った。そして、当日の引退式へ。
今年はどんなドラマが生まれるだろうか。
























