【サウジC】フォーエバーヤングの相手探し!? サウジCを大展望
公開日:2026年2月12日 14:00 更新日:2026年2月12日 14:00
今週末はJRAの競走だけでなく、海外にも注目。世界最高賞金のサウジCにフォーエバーヤングをはじめ、日本から3頭が出走するからだ。発走予定時刻は日本時間で15日(日)の午前2時40分。昨年の勝ち馬フォーエバーヤングが連覇を果たすのか、それとも……。今年最初の海外馬券発売レースを展望しよう。
米国馬も一長一短
現地サウジアラビアは宗教上の理由により、馬券発売はない。そのため、海外のブックメーカーのオッズを参考にすると、ざっとこんな感じだ。
2倍を切る1番人気はもちろんフォーエバーヤングだ。昨年とは違い、今年はBCクラシックを制した〝世界チャンピオン〟としての参戦。実際にこの馬のレーティング128は出走馬の中で飛びぬけた数字である。
2番人気になりそうなのが米国の5歳馬ナイソス。ここまで8戦7勝②着1回とほぼ完璧な成績で、GⅠBCダートマイル勝ちがある。
前走は暮れの12月28日に出走したGⅡラフィットピンカイジュニアS。ここで頭差退けたネバダビーチはBCクラシックこそ⑦着だったが、GⅠグッドウッドSの勝ち馬だから、侮れない一頭になる。
ただし、これまでの8戦は最長でも千七。タイトルは前記の通り、マイル戦である。サウジCは千八。この馬はあと100㍍の距離克服が最大の課題か。
そしてその4歳馬ネバダビーチが3番人気候補か。ともに米国の名伯楽B・バファート厩舎の馬だ。こちらは千八を中心に使われており、距離適性ならこちら、未知の魅力ならナイソスといった印象。
4番人気になりそうなのがビショップスベイ。これも米国馬だ。
ここ2戦、連勝しているものの、GⅢフォーティナイナーS、GⅡシガーマイルはともに千六。この馬もスピード色がやや濃い。
つまり、米国から来る上位人気馬も一長一短のあるメンバー構成。これもフォーエバーヤングが断然人気になる要素のひとつになっている。
地元では1月25日にGⅠペガサスワールドCが開催された。以前ほど話題になるレースではないものの、今でも①着賞金は175万5000米ドルで、およそ2億7500万円ほどある。円安の日本からサウジに遠征するメリットは大きいが、ドル高の状況での米国馬の遠征は、気候の違いもあり、メリットよりもリスクが大きいということなのか。ダートの本場から超一流馬がエントリーしない限り、日本馬にとって優位な状況になるといえそうだ。
サンライズジパング、ルクソールカフェも侮れない
サウジCは2020年に創設された新しいレース。第1回はゴールドドリーム、クリソベリルといったGⅠ馬が参戦したが、⑥⑦着に終わっている(24年に①着マキシマムセキュリティが失格)。翌21年はチュウワウィザードの単騎参戦で⑨着だった。
22年は米国でGⅠBCディスタフを制した牝馬マルシュロレーヌ、前年のチャンピオンズC馬テーオーケインズが挑んで⑥⑧着。ここまでいわゆる掲示板入りした馬は一頭もいない。
だが、23年には出走馬13頭中、6頭が日本馬といういびつなメンバー構成になり、パンサラッサが逃げ切り勝ち。③④⑤着も日本馬だったが、②着カントリーグラマーは米国馬。B・バファート厩舎の馬である。
続く24年は5頭が参戦してウシュバテソーロが②着。まだ記憶に新しい昨年はフォーエバーヤングがロマンチックウォリアーとの激しいたたき合いを制して、日本馬として2頭目のサウジC制覇を成し遂げた。③着にウシュバテソーロ。日本のダート馬が完全に世界で通用することを示した瞬間だった。
今年はフォーエバーヤングの他に、サンライズジパング、ルクソールカフェも出走する。
サンライズはチャンピオンズC⑧着後、有馬記念で⑤着した二刀流ホース。初の海外遠征でどこまでやれるかだが、初コンビとなるマーフィーが、どう持ち味を引き出すのか。
ルクソールカフェはチャンピオンズCで⑮着と大敗したが、コーナー4つの競馬よりも、ワンターンの競馬が合いそう。
舞台となるキングアブドゥルアジーズ競馬場の千八は向正面の引き込み線からスタートする。
こちらの鞍上はモレイラ。一発やってくれるかもしれない。



























