【有馬記念】GⅠ馬6頭が激突

公開日:2025年12月22日 14:00 更新日:2025年12月22日 14:00

最後に笑うのはどの馬、ジョッキーか

 今週はJRAのラストウイーク。土曜は中山でホープフルS、中山大障害、阪神では阪神Cと豪華3重賞。そして日曜はいよいよ有馬記念だ。

 出走予定馬は別掲の16頭。そのうち、GⅠ馬は6頭だ。

 連覇を目指すのはレガレイラ(終面で詳報)。中山で3勝のコース巧者で、今年は昨年のエ女王杯⑤着以来となるルメールを鞍上に迎える。有馬記念は今回が19回目の騎乗。これまでは〈3・5・2・8〉で、日本での初GⅠ勝ちがハーツクライでの05年有馬記念だった。

 そのレガレイラにここ4回乗っていた戸崎はダノンデサイル。こちらはジョッキーとしての連覇がかかる。

 有馬記念は10回目の騎乗で〈2・0・0・7〉。14年ジェンティルドンナ、昨年のレガレイラと牝馬で2回勝っている。今年勝てば、牡馬での初勝利だ。

 過去33回も騎乗している武豊は宝塚記念を制したメイショウタバルとのコンビで参戦。90年オグリキャップ、06年ディープインパクト、17年キタサンブラック、23年ドウデュースで4勝は最多。一方で②着が8回も。名手にしては惜敗の多いレースでもある。

 3歳馬はクロワデュノール、マスカレードボールを欠く布陣だが、皐月賞馬ミュージアムマイルがエントリー。C・デムーロは7回目の参戦で、昨年は10番人気シャフリヤールとのコンビで②着惜敗だった。強い世代、昨年と同じ勝負服で初制覇となるか。

 今回がラストランとなるのがジャスティンパレス、タスティエーラだ。

 ジャスティンパレスの鞍上・団野は有馬記念初出場。タスティエーラの松山は今回が7回目で、20年には11番人気サラキアで②着している。

 また、グランプリに欠かせない顔といえば池添だ。有馬4勝は武豊と並ぶ最多勝。今回はサンライズアースに騎乗する。

 14年以来、11年ぶりとなる12月28日開催の有馬記念。最後に笑うのはどの馬、ジョッキーか。今からレースが待ち遠しい。

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