ダイヤモンドノット
京王杯2歳S勝ち後は放牧へ。先週のCウッドでは福永師自らが手綱を取って6F81秒0、ラスト1F11秒5の好時計を出している。今週の坂路も調教師が騎乗。馬なりで手応えを確かめる程度だが、馬場の悪化した後半時間帯で上がり2F25秒0―12秒5で力強く駆け上がった。師も「あまり遅くなりすぎないよう、予定通りの内容でした」と満足げ。続けて「前走、装鞍所で見た時には“ピークだな”と思いましたが、またちょっと良くなったかな」。前走からさらに上積みが見込める。
エコロアルバ
サウジアラビアRC①着後は山元トレセンに放牧へ。11月26日に帰厩して、ウッドでは計3本を消化している。圧巻だったのが1週前だ。前にいた2頭を目標に、直線に向いたところで並ぶ間もなくかわして5F65秒3―36秒3、1F11秒4。しっかり追われたことで今週は反応もさらに良くなり、持ったまま5F66秒1―37秒3、1F11秒7。微調整とはいえ、物凄い加速力で性能の高さを示した。
アドマイヤクワッズ
先週はCウッドで坂井が騎乗してラスト1F11秒2と、この馬らしい切れを見せた。先週しっかり負荷をかけたため、最終追い切りは坂路でサラッと流した程度。そのため全体時計は4F54秒8にとどまったが、ラスト1F12秒9と素軽い動き。レコード駆けだった前走の反動もなく、順調そのものだ。
リアライズシリウス
11月21日に帰厩後は坂路、コースの併用で週2本追い。先週は津村を背にウッド6F81秒8―37秒1、1F11秒7。時計のかかる馬場だったことを考えれば価値は高かった。今週も津村騎乗で坂路入り。ボンドガールを誘導する形から、そのまま寄せ付けず4F54秒1―12秒3。雄大なフットワークでパワフルな走りだった。新潟2歳S以来でも、態勢はきっちり整ったとみていい。
コルテオソレイユ
ベゴニア賞②着から中2週だが、立ち上げから順調で元気な姿をみせている。最終追いは川田騎乗でCウッド併せ馬。追走する形から余裕を持って2F12秒6―11秒4をマークした。手前替えもスムーズで、直線で内から他厩舎の馬が来ても冷静に走れていた。手綱を緩めればグンと伸びそうな雰囲気。佐藤悠師が「経験を積み、バランスが整ってきました」と言うように充実している。
結論
◎ダイヤモンドノットは1週前にCウッドで6F81秒0―37秒0。古馬相手に追走先着としっかり負荷をかければ、今週も坂路で自己ベストとなる4F52秒3―12秒5でフィニッシュだ。意欲的な攻め内容で仕上がりの良さが伝わった。
① グッドピース
② ホワイトオーキッド
○③ エコロアルバ
④ コスモレッド
⑤ ストームサンダー
△⑥ タガノアラリア
△⑦ コルテオソレイユ
⑧ カヴァレリッツォ
△⑨ スペルーチェ
◎⑩ ダイヤモンドノット
⑪ カクウチ
▲⑫ アドマイヤクワッズ
注⑬ リアライズシリウス
△⑭ レッドリガーレ


























