【シルクロードS】逃げ馬は忘れた頃に…フィオライアの父ファインニードルは短距離重賞の穴血統だった
公開日:2026年2月2日 14:00 更新日:2026年2月2日 14:00
東西を通じて今年初の短距離芝の重賞、GⅢシルクロードSを制したのはフィオライア。5歳牝馬がうれしい重賞初制覇を成し遂げた。
定年で引退が近づいてきた西園正師。これまでに重賞31勝を挙げていたが、大半がマイル以下で、“短距離王国”とも。
その代名詞通りの重賞32勝目となった今回は16番人気。厩舎開業以来、最も人気薄での勝利だった。ともあれ、その手腕がここにきて生きたともいえるが、大激走を後押ししたのは展開面か。前半3Fは34秒5で、スプリント重賞にしては緩い。
「楽なペースで行けました」とは鞍上の太宰で、その分、後半3Fは33秒5。前後半で1秒差の流れに差し勢は不発。逃げ馬は忘れた頃に――をまさに地で行く走りで、積極策から押し切ってみせた。
さらにフィオライアは短距離重賞の穴血統だったとも言える。
父は春秋スプリントGⅠ制覇を果たしたファインニードル。今回でいえば上位人気に推されていたヤブサメもそうだが、ファインニードル産駒は実は人気薄でこそ怖い。
これまでの重賞制覇はすべて千四百メートル以下で4勝。その当時の人気を振り返れば15、9、15、9番人気。そして今回が16番人気で、2ケタ人気ですでに重賞3勝目ということになった。今回がそうだったように人気馬よりも人気薄という、まさに短距離重賞の穴血統なのだ。今後もファインニードル産駒が大波乱を演出することがあるかもしれない。






















