木津の見解

【土曜札幌10R・羊ケ丘特別】木津の見解と厳選!厩舎の本音

公開日:2019年7月26日 17:00 更新日:2019年7月26日 17:00

 ◎グレイスアンの前走はルーキー・斎藤の果敢な競馬が裏目に。2~3Fに11秒0をマーク、その後もよどみのないラップで、息を入れる間なく自滅してしまった。今回は百戦錬磨の池添。絶妙なペース配分で勝利に導いてくれるだろう。

【厳選!厩舎の本音】

カルリーノ
 村松厩務員 春は使い…

会員限定コンテンツです。
競馬有料会員に登録するとご覧いただけます。

木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

著者詳細、記事一覧へ

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間