【オークス】④着だった桜花賞を上回るデキ スウィープフィート満点
公開日:2024年5月15日 14:00 更新日:2024年5月15日 14:00
桜花賞④着馬がオークスへ向けてグンと状態を上げてきた。
中間は放牧へ。栗東には先月30日に帰厩した。先週は8日に坂路4F52秒5。そして日曜日にも時計を出している。
今週も坂路へ。先週はまだ前だけで走っているようなイメージもあったが、道中は体全体を使った実にダイナミックなフォーム。それでいてリラックスしている理想的な走りだ。コーナーを回って手前を替えると、俊敏さを増してそのままフィニッシュ。時計は4F51秒9、ラスト2F24秒3―12秒1。まともに追えばまだまだ時計も出た手応えだった。
桜花賞以上の気配の良さで、一言で表すなら抜群そのもの。毛ヅヤの良さも目立って、現状では満点に仕上がったのではないか。本番が楽しみになってくる。
「ゴールに向かって加速していく姿は力強さ、スピード感があり、さすが」(庄野調教師)
〇…スウィープフィートの攻め馬を確認した庄野師は「前走時はチューリップ賞の疲れがありましたが、今回は短い放牧期間の中でもしっかり疲れが取れた。立ち上げは楽でしたよ」と。続けて、「けさは全体時計こそ予定より速かったですが、いい動きでしたね。ゴールに向かって加速していく姿は力強さ、スピード感があり、さすがだな、と。先週の追い切り後から上向いてきて、いい状態で行けるでしょう」と好ジャッジだった。