【ファルコンS・愛知杯】ハイラップでの激戦にのちのお宝馬が潜む

公開日:2026年3月19日 14:00 更新日:2026年3月19日 14:00

中京の土日重賞の舞台は馬を鍛えるコース!?

 今週の中京は2重賞。土曜が3歳馬によるGⅢファルコンSで、日曜が古馬牝馬によるGⅢ愛知杯。どちらも芝千四だ。

 一年間でこのコースで行われる重賞は他にひとつだけ。夏のGⅢ中京2歳Sである。一昨年まで重賞はファルコンSだけだったから、昨年から一気に2鞍も増えている。

 この中京千四はスタートしてからのバックストレッチが非常に長い。600メートル近くにもなる。

 だから、ペースが非常に上がりやすい。昨年はファルコンSが前半5F通過が57秒7。これでもこのコースとしては遅い方で、愛知杯、中京2歳Sはともに56秒1という超激流で展開した。

 同じ左回りの千四でも東京だと3コーナーまでが400メートルもない感じだから、ペースが上がりにくい。実際、東京だと短距離戦と思えないほどスローになりがちだ。厳しい競馬になりやすい中京は、言ってみれば「馬を鍛える」コースなのだ。

 昨年はファルコンSで④着だったパンジャタワーがNHKマイルCを制した。また、中京2歳Sで②着だったスターアニスは暮れの阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち。前走中京千四重賞組から、GⅠ馬が2頭も出たのは注目に値する。

 愛知杯からはGⅠ好走馬は出なかったものの、逃げて⑰着だったテイエムスパーダは次走から2戦、新潟に遠征して韋駄天S勝ちにアイビスSD②着と千直で好走。2番手から⑨着に沈んだベガリスも谷川岳S勝ち、パラダイスS②着とオープンで好走した。

 大きく前から離されたが、中京2歳S④着のタマモイカロスは福島2歳S勝ち、クリスマスローズS②着、マーガレットS勝ちと千二で活躍。このように先々の“お宝”が潜んでいるのが、このコースの出走馬。今年も勝ち負けした馬はもちろん、逃げ、先行で潰れてしまったケースでも、追い掛けてみるべきだ。

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