【ドバイワールドカップデー】最強馬でも破れなかった中東連戦のジンクス

公開日:2026年3月30日 14:00 更新日:2026年3月30日 14:00

 28日(土)の深夜に行われたドバイワールドカップデー。中東情勢が不安定なため、今年は日本からの遠征馬は6頭のみだった。

 それでも快挙をやってのけたのが3歳馬によるUAEダービーで、①着はワンダーディーン。これで日本馬は22年クラウンプライドからなんと5連覇で、6度目の制覇。全日本2歳優駿を制したパイロマンサーも③着を確保した。

 そんな中、大注目だったメインのドバイワールドCに出走したフォーエバーヤング。日本の総大将というだけでなく、今や世界最強馬だ。

 それが終わってみればまさかの②着に。勝ったのはGⅠタイトルもなかったマグニチュードで、直線は追えども馬体を併せるまで至らずじまい。格下に“らしくない”敗戦だった。

 これこそがGⅠ連戦の厳しさなのかも。

 過去を振り返ればサウジ→ドバイと好走を続けるのは至難。サウジC勝ち馬がドバイWCデーに出走して連勝を飾ったのは芝のシーマクラシックに出走した21年のミシュリフだけ。他は全て敗退している。

 サウジC③着以内馬でみれば、ドバイWCデーで着順を上げたのは22年に勝ったカントリーグラマー(サウジC②着)だけ。あの香港の名馬ロマンチックウォリアーでさえ、昨年、サウジC②着から“ホーム”の芝に戻ったドバイターフで取りこぼし。同着順だったのも他には24年に②着を続けたウシュバテソーロのみで、残りのサウジC③着以内馬は実はすべてドバイで着順を落としてしまっている。

 日によっては灼熱ともなる中東での連戦。サウジCで好走の疲れ、反動がドバイで出てしまうのか。ともあれ、ワールドクラスの強力メンバーでさえも、中東での連続好走は非常にハードルが高いということかもしれない。

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