【金鯱賞】シェイクユアハートこれぞハーツクライ産駒の覚醒型
公開日:2026年3月16日 14:00 更新日:2026年3月16日 14:00
6歳でGⅡもブッコ抜き
中京で行われた大阪杯の前哨戦、金鯱賞を制したのはシェイクユアハート。これで重賞タイトルは2つ目となった。
重賞初制覇を果たしたのが昨年12月の中日新聞杯で、当時はGⅢのハンデ重賞で3番人気。そして今回は別定戦で格も上がってGⅡだ。
さすがに8番人気の評価に過ぎなかったが、自身を含めて8頭の重賞勝ち馬がいる中でのもの。それを直線一気に突き抜けたのだから、フロック視はできない。これはやはり、血のなせる業か。
ハーツクライ産駒は総じて晩成型。この馬もそうで、特に苦労したのが3勝クラス。卒業までに実に15戦を要して、その中には②着7回、③着4回も。善戦マン止まりだったが、5歳の昨年6月にようやく勝利を挙げると、中日新聞杯を制覇して重賞ウイナーに。そして6歳にしてこの金鯱賞まで勝ち切った。
まさにハーツの覚醒型ともいえるが、それでも同産駒で芝重賞勝ちは5歳時が最多。引退のケースも多く、6歳以上での芝重賞勝ちとなると、他には5頭だけ。うち、ハンデ重賞を除けば3頭しかない。
それでも、ウインバリアシオンは6歳の日経賞制覇直後に天皇賞・春で②着なら、ヒシイグアスは香港Cで③着と引退が近いなかでも“枯れることなく”GⅠでも好走していた。となれば、シェイクユアハートも――。
この後は「オーナーと相談してから」は管理する宮師で、明言はなかったものの、「GⅢ、GⅡときてるので楽しみにしたいです」は古川吉。相棒の言葉通り、今シーズンは目が離せない存在になりそうだ。

























