3日間競馬の最終日となった。年末年始のトレセン取材を挟んで仕事をしているから、1月というよりも、続きの13月という印象すらある。
この3日間競馬を調べると、担当の20厩舎から東西に計129頭も使っていた。除外馬もいるから取材数はそれ以上。以前、担当にリーディング上位厩舎が多かった時に秋開催で1000行を超す厩舎談話を書いた記憶があるが、今回も約1000行。それに匹敵、いや、それ以上の忙しさだった。陣営からのいい話が実を結んでくれるとありがたいが――。
【京都11R・シンザン記念】 衝撃の勝ちっぷりは8年前のこと。今さらながらあのアーモンドアイは凄かった。直線で右、左と何度も手前を替えたが、替えるたびに加速して突き抜けた。この一戦のみ戸崎が乗っていたことが懐かしい。
今年の◎はアルトラムスにした。
デビューは同じ京都で内回りのマイル戦だったが、文句なしの快勝だった。8番手と馬に囲まれた道中はムダな力みもなく、残り400メートルから仕掛けられると弾けるように一気に伸びている。1Fを切ってから最後に流して3馬身差はいい脚力の証明だろう。
当時、最終追いの坂路では残り2Fから5度も手前を替えていたから、遊ぶタイプのイメージも持っていたが、実戦では集中力、闘争心を感じさせる走り。より実戦向きなのだ。何より、黒鹿毛で皮膚が薄く、グッドルッキングな馬体で、その後肢は奇麗な直飛でいかにも瞬発力に富む。
使った今回は3週連続してCウッドで追われ、先週、今週は併せ馬で、より負荷をかけてきた。野中師も「走りが良くなってきた」と話す。何より、追えば追うだけフットワークが伸びた前走から、外回りコースに替わることはプラスにしか働かない。V2を期待する。
【京都10R・雅S】 ◎モックモックは前3走が②②①着。イレ込む気性だったが、落ち着きが出て、馬体の肉付きも変わってもきた。海外遠征も視野に入れていた3歳時の雰囲気があるから、連勝しても驚けない。
1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。






























