年明け京都は難しい。4日の競馬場で実感したが、芝コースはクッション値が10を超すのによく掘れる。芝の塊がポンポンと飛んでいる。芝の匍匐茎(地面と平行に伸びる根)が切れているためで根の張りが悪いのだ。
ここ数年、炎暑で秋前の洋芝育成が難しいとも聞く。荒れた芝は差を挽回しにくく、明暗は各騎手の進路取りに委ねられている。また、力強い馬体、脚元の馬に好走が多い印象だった。
【京都10R・鹿ケ谷特別】 グランプリボス産駒のモズトキキに◎だ。
馬体の大きさで荒れた馬場をこなせるわけではないが、同馬は前走が562キロでの出走だった。超がつく大型牝馬で坂路で動かせば、軽く4F50秒台を出してくる。砂も合うような短めのツナギで、見た目通りのパワフルさが売り。現級でも中山芝千二で1分6秒8での連対もあるからポテンシャルは持っている。
平田厩舎へ転厩して3戦したが、最初の2戦は競走除外に大出遅れの⑬着。度外視できる2戦だったが、精神面の完全リフレッシュを図った前記の前走で見せ場をつくった。15番枠から押して4番手へ。テンから脚を使い、終始、外を回りながらも最後にひと伸びして0秒2差の④着だから、7カ月ぶりを使っての中2週の今回はプラスしかないだろう。鞍上の和田陽も連続騎乗となるから、もうひと押しを期待したい。
【京都12R・4歳上1勝クラス】 休養を経て、440キロ台まで成長した◎ゴージャス。今の芝はゴールドシップ産駒向き。
1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。






























